真剣な表情で『ケイコとマナブ』を読んでいる楠木。
町田の「何してんの?」の問いに、昨日、アリから「童話作家ってお給料どれくらい?」と聞かれたらしい。
楠木が「仕事があれば少しは入るけど、ない月もある」と正直に答えると、「ふ〜ん、安定しないのね」と言われ、
自分が父親になる可能性もあるわけだし、ここは資格を取って安定した収入があった方がいいんじゃないかと、今さら気付いたらしい。
すると、今度は涼宮がアリの洗濯物を持ってやってくる。涼宮もアリに「スズミーは、洗濯とかできるの?」と聞かれたらしい。
「もし、僕が父親に選ばれたら、やっぱり家事ぐらいはやらなきゃマズいかなってと思って」と、こっちも今さら気付いたらしい。
町田はこんなアリの言動を、父親選びが大詰めにきたと力説する。
「ついに安定した収入のある自分が選ばれる」と嘘ぶいていると、涼宮が持っていた洗濯物から封筒が落ちる。
中身は一真という男の子からアリへのラブレター。中身が気になる3人は無断で読み出した。
アリにぞっこんな一真の文章にいちいちケチをつける3人だったが、最後の「約束通り、大きくなったら結婚しようね!」の文に驚いた。
「えぇ!? 結婚〜!?」